幼児期
「赤ちゃんはどうやってできるの?どこからくるの?」と聞かれたら~幼児期の子供と「妊娠・出産」の話をしよう
監修:助産師 池田 匠美さん
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INDEX:
- 赤ちゃんができると、お母さんのお腹が「大きくなる」ということ
- 伝え方のポイントは、医学的な言葉を、分かりやすい言葉に置き換えて
- 「家庭の中で、子供と「性」について話し合える環境をつくること
- 「赤ちゃんってどうやってできるの?どこからくるの?」の質問には、絵本を使うこともオススメ
赤ちゃんができると、お母さんのお腹が「大きくなる」ということ(妊娠・出産)
赤ちゃんが生まれること、それは幼児期の子供にとってはとても不思議なことです。お母さんのお腹に赤ちゃん(弟や妹)がいるとき、街でお腹の大きな妊婦さんをみかけたとき、「赤ちゃんって、どこからやってくるの?」「どうやってお腹の中からでてくるの?」など、心に浮かぶ疑問を率直にぶつけてくることもあるでしょう。
このような質問に、あなたはどうやって答えていますか?
突然の質問に、すぐには答えられなかったり、「もっと大きくなってから教えてあげるね」と、ついはぐらかしてしまったりする方が多いのではないでしょうか。「赤ちゃんの誕生」は、性について子供に尋ねられる、はじめてのタイミング。
ここでは、幼児期(1~6歳ごろ)の子供に、妊娠や出産について聞かれたとき、どのように伝えるべきか、ご紹介します。