【レポート】「はじめてのおりものキット」全国のPTA・保護者会・保健室に届け!贈呈の様子を取材させていただきました

昨年2025年10月にスタートした、「はじめてのおりもの」プロジェクト。このプロジェクトは、日本で最初のおりものシート「サラサーティ」を開発した小林製薬さんと「命育」とのプロジェクト。
「はじめてのおりものキット」配布を通して、親子での「おりもの」の会話を促し、女の子達が思春期のからだの変化と前向きにつきあえるようになることを目的としています。
今回は、配布数を前回の500キットから1000キットに拡大し、配布先に学校の保健室も加え、全国のPTAや保護者会、学校、子育て支援団体等から、配付予定数の約5倍以上になる5225セットを求める応募を61団体等からいただきました。
とても多くの方に興味関心を抱いていただき、ありがとうございました。
 

男性会長と女性役員が一緒につくった「はじめてのおりもの」を学ぶ時間

~足立区立千寿双葉小学校PTA×はじめてのおりものプロジェクト 実施レポート~

2025年12月11日、足立区立千寿双葉小学校にて、小林製薬株式会社が推進する「はじめてのおりものプロジェクト」イベントが開催されました。
本プロジェクトは、成長過程で起こるからだの変化と「おりもの」について、子ども達が正しい知識を持ち、不安を感じることなく向き合えるよう支援することを目的とした啓発活動です。
この活動に共感し、イベント開催に賛同くださったのが、千寿双葉小学校PTAの皆さんでした。
当日は、PTAの告知により集まってくださった保護者の皆さんを中心に、3~6年生の女子児童・男子児童も参加しました。

まずは、保護者の皆さんには、子どもへのおりものの伝え方や「はじめてのおりものキット」の活用方法を学べる動画を視聴いただきました。その後、子ども達も合流し、小林製薬の担当者による講話が行われました。
講話では、実際のおりものシートを広げながら、つけ方や捨て方を実演していただき、保護者だけでなく子ども達も真剣に耳を傾けていました。
 
最後に、PTAから3~6年生の女子児童へ「はじめてのおりものキット」を贈呈しました。
キットには、おりものケア商品に加え、子ども向け冊子「はじめてのおりものBOOK」と保護者向けリーフレットが入っています。男子児童にも「はじめてのおりものBOOK」が配られ、男女問わず同じ知識に触れる機会となりました。
 

<「はじめてのおりものキット」詳細>
・子ども向け冊子「はじめてのおりものBOOK」/保護者向けリーフレット
・おりものケア商品(サラサーティコットン100/サラサーティランジェリー用洗剤 経血・おりもの用)
 

 

学校生活の中で支える工夫

今回の「はじめてのおりものプロジェクト」では、配布先としてPTAや子育て団体等だけでなく、学校の保健室も対象となりました。
千寿双葉小学校PTAの皆さんには、保健室での配布にもご協力いただき、保健室には「はじめてのおりものキット」を設置させていただきました。また、女子トイレには啓発ポスターを掲出いただき子ども達が必要なときに安心して手に取れる環境づくりのお手伝いをさせていただきました。
学校生活の中で、さりげなく支える仕組みとして実施できたことも、本取組の大きな特長です。
 

 

「おりものって何?」から始まった、男性会長の一歩

 
※千寿双葉小学校PTAの皆さん
左から、中村さん・松井さん・川井会長・中田さん・菅原さん、前列が實川(ジツカワ)さん
 
今回、この取組を進める中心となってくださったのが、男性のPTA会長である川井会長です。
川井会長をはじめ、千寿双葉小学校PTAの皆さんに、「はじめてのおりものプロジェクト」についてお話を伺いました。
二人の男の子の父親でもある川井会長は、「正直に言うと、最初は“おりもの”と言われても全然ピンときませんでした」と話します。
それでもプロジェクトへの参加を決めた理由について、「性教育について、自分自身もアップデートしたいという思いがありました」と振り返ります。
さらに、「はじめてのおりものプロジェクト」について本部役員で話し合いをする中で、女性役員から「ぜひやりたい」「今まさに困っている家庭もある」という声が上がったことが、大きな後押しになったそうです。
 
講話やキットを通じて、川井会長は多くの“はじめて”に出会ったそうです。
おりものには女性のからだにとって大切な役割があること、色や状態に違いがあること、捨て方にもマナーがあること。
「サニタリーボックスは知っていても、中身や扱い方を考えたことはなかった。知れば知るほど、女性って本当に大変なんだなと感じました」
 

「知ることで、気遣いができるようになる」

特に印象に残ったのは、「知ることが、気遣いにつながる」という気づきだったといいます。
「昔は、生理で体育を休む女の子を“ずるい”と思っていた時期もありました。でも、それは知らなかったから。今日の話を聞いて、本当につらいことなんだと身に染みてわかりました」
おりものについても、「汚いもの」「触れてはいけないもの」という曖昧なイメージが、「からだを守るために大切なもの」という認識に変わったそうです。
「男性でも、知っているだけでできる気遣いがあると思いました」
男性会長が率先して声を挙げ、女性役員と一緒にこういった性教育の機会を設けたことは、PTAだからこそ実現できた取組だったのではないでしょうか。
 

お母さんたちが語る、子どもと「おりもの」をめぐるリアル

インタビューでは、女性役員の皆さんから、家庭での体験や今回の取組への感想が語られました。

・實川さん(小5女男の双子の母)は、「おりものはちょっと不快だけれど、からだを守るために必要なものだということを、子ども達に伝えられたのがよかった」と話します。
「自分のからだに起きる変化を“怖い” “病気かも”と思わなくていいんだ、という安心につながったのではないでしょうか」
 
・中村さん(女子大学生の母)は、洗濯物をきっかけに娘の成長に気づいた経験を振り返ります。
「誰にも言えず、自分だけが違うのでは、と不安に思うのが一番つらい。みんなで同じ話を聞けたことに意味があると感じました」
 
・菅原さん(小3女児の母)は、今回3年生の参加を強く希望した一人です。
「まだ理解は難しくても、“お友達と一緒に同じ話を聞いた”という共通認識が、将来の相談のしやすさにつながると思いました」
 
・松井さん(小4女児双子の母)は、「自分ではうまく説明できないからこそ、専門の方から話してもらえて本当にありがたかった」と話します。
「おりものシートの存在は知っていても、どういうときに使うものなのかは、子どもに伝えるのが難しいですよね」
 
・中田さん(女子高校生と小6女児の母)は、「上の娘の時は話すきっかけがなかなかなくて。。今回冊子をいただいたことで、“これ読んでみようか”と自然に声をかけられる。親子の会話のきっかけになると感じました」
 

 

「はじめて」を、ひとりにしないために

今回の「はじめてのおりものプロジェクト」を通して感じたのは、性教育が特別な話ではなく、日常を支える知識として共有されることの大切さです。
「おりもの」は、成長過程で起こる女性のからだの変化です。
けれどそれを知ることは、女の子が自分のからだを大切にする力を育むだけでなく、男の子が他者の体調や気持ちを想像し、尊重するきっかけにもなります。
「わからない」からこそ学び、性別を超えて一緒に取り組んだ千寿双葉小学校PTAの皆さん。
その姿勢そのものが、子ども達への大切なメッセージになったのではないでしょうか。
「はじめてのおりものプロジェクト」は、知識を届けるだけでなく、“話していい” “聞いていい” “相談していい” という安心感を、学校や家庭を通じて子ども達に広げていく取組です。この日、子ども達は確かにその第一歩を、キットとともに受け取っていました。
 
提供:小林製薬「サラサーティ」
プロジェクト/取材協力:PTA専用支援サービス「PTA’S(ピータス)」

       

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