【10代向け・からだ女子②】中学生になっても生理がこない、生理のペースがバラバラで不安…中高生の生理ABC

中高生向け性教育_生理

生理のとき、女の子の体で何が起こっているか知ってる?

「生理(せいり)」または「月経(げっけい)」という言葉は、小学生の頃に学校で教わったので知っているという人も多いでしょう。でも、「生理って何?」と聞かれたら、うまく説明できる人は少ないかもしれませんね。
生理とは、子宮(しきゅう)の中をキレイにするために、毎月やってくる子宮のお掃除タイム。女の子がはじめての生理を迎えると、赤ちゃんをつくるための準備をするために、子宮の内側の壁、内膜(ないまく)が厚くなります。この壁は、赤ちゃんのための血液をベースにしたベッド。赤ちゃんができなかった場合は、このベッドがいらなくなるので、だいたい1か月くらいでまた新しいベッドをつくるために体の外へと、腟(ちつ)を通って出ていきます。これが、生理。まさに、子宮のお掃除タイムですね!

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はじめての生理、みんなはいつ頃からあるの?

はじめての生理を、初潮(しょちょう)または初経(しょけい)といいます。

「中学生になっても、まだ生理がなくて心配…」と、心配な気持ちになる中学生の女の子はたくさんいます。みなさんの中には、同じように不安な人もいるかもしれませんね。
しかし、はじめての生理をむかえる時期は、人それぞれ。

平均的には、「だいたい10歳頃~14歳頃まで」といわれています。早い子では、小学生高学年頃からはじめての生理を迎える子もいれば、中学2年生ころに迎えるという子もいます。人によってとても違いがあるので、周りのお友だちと比べて遅い、または早い、ということで心配にならなくても大丈夫。

       

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