子どもの「好き」を伸ばしたい!大人のための「すぐにできる」ジェンダー教育

「子どもが好きなこと、興味があることに思う存分挑戦できる環境をつくってあげたい」とう思う保護者は、多くいることでしょう。とはいえ実際は、経済的な理由や、時間や場所の問題などさまざまな理由で、子どもが興味があることをさせてあげられない、というケースも少なくないはず。
そして、そのひとつには、保護者自身が持つジェンダーバイアス(男の子らしさ、女の子らしさの固定観念)が邪魔をしているから、という理由があるかもしれません。
ここでは、ジェンダーの固定観念にとらわれることなく、子どもが好きなものを選択でき、興味のあることに挑戦できるようになるために、まずは大人自身の意識を見直す方法を紹介します。
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INDEX:
- すぐにできる!子どもがジェンダーバイアスを感じさせない子育てのポイント
- <チェック項目>ジェンダーのステレオタイプを持っていないかチェックしよう
- 「(性別にとらわれない)好きなもの」を探求できるツール・多様な性を知る絵本
すぐにできる!子どもがジェンダーバイアスを感じさせない子育てのポイント
子どもたちは、女の子や男の子である、ということがどういうことかについて、周りの人たちやメディア、社会全体から感じ、知っていきます。日常の中で、保護者自身が気をつけることや子どもに伝えたいことは以下のようなものがあります。
➀ ジェンダー規範にとらわれずに生きていいことを保護者が理解する
「女らしさ」や「男らしさ」にこだわらなくてもいいことや、「性には身体の性と自分が認識する性など様々な側面があり、それぞれの性が同じこともあれば違うこともあること」「人はそれぞれ異なり、一人ひとり大切にされる権利があること」「あなたはなりたいあなたになっていいこと」を、まずは保護者自身が理解することからはじめましょう。
そして、子どもに伝えよう。
② ジェンダーの固定観念を押しつけるような発言や態度をしない
「男の子だからサッカー」「女の子だからピンク」などの発言や態度に気をつけよう。
一方で、そうした固定観念を意識しすぎるあまり、「女の子だからってピンクを選ばなくてもいいんだよ」など、逆の意味の「こうあるべき」にならないよう気をつけましょう。
③ 様々な形の家族があることを子どもに話をしよう
ジェンダーや性の様々な側面に加え、「父親と母親がいる家庭だけでなく、ひとり親の家庭や祖父母が子どもを育てている家庭、同性カップルの家庭など様々な形があること」を子どもに伝えよう。
(参考:厚生労働省「令和3年度子ども・子育て支援推進調査研究事業」「乳幼児期の性に関する情報提供」―保健師や親子に関わる専門職のための手引き|命育にて制作)










