児童期

子どもが小学生になったら「関わりたくない」?子どもの人間関係とママ友・パパ友付き合い

ママ友づきあい

子どもが小さいうちは、保護者同士(ママ友・パパ友)を含めた関係づくりが求められる場面も多くあります。
特に「ママ友」という言葉には、SNSなどで仲間外れや陰口といったネガティブな情報が取り上げられることもあり、気になる方も多いかもしれません。
ママ友がいることで、子どもの学校生活や交友関係について情報を共有できるというメリットがある一方で、人間関係に気をつかい、疲れてしまうと感じる方もいます。
 
今回は、子どもが小学生になったら、周囲の保護者(ママ友・パパ友)とどのように付き合えばよいのか分からないとお悩みの方へ、ママ友・パパ友との関係を心地よいものにするための方法をお伝えします。同じように、周囲の保護者との関係性に悩むパパも、ぜひご参考ください。
 

小学生のママ友の人間関係とは?ママ友は必要?必要ない?

子どもが小学生になると、保護者が学校に行く機会が少なくなることに驚く方も多いのではないでしょうか。これまで送迎などで顔を合わせていたママ友・パパ友と会わなくなったり、新たに関係性を作りたいと思っても、そのきっかけがあまりなかったりすることも。
 
また、時代とともに「ママ友」の現状も変わってきています。約20年前の2003年に実施された母親に対する調査結果によれば、ママ友が全くいない割合は6.2%でしたが、2022年にはその割合が56%にも増加しています。

 
※参考:「もうママ友は必要ないのか(第一生命経済研究所)」
https://www.dlri.co.jp/report/ld/205785.html
 

ママ友・パパ友は本当に必要ないのでしょうか。ママ友パパ友がいることによるメリット・デメリットをまとめてみました。

ママ友・パパ友がいるメリット① 情報交換ができる

最大のメリットは、リアルな情報交換ができることです。インターネットには載っていないPTAの情報や、習い事に関する口コミを知ることができます。また、子どもが学校で聞いてきた行事や持ち物、宿題に関するあやふやな情報も、繋がりのあるママ友がいれば確認することができます。
 
本来であれば、子どもが先生の話をしっかり聞き、理解し、家庭で準備をすることが大切ですが、急なスケジュールの変更や特別な持ち物の確認が必要な時には、ママ友の存在が大いに助けになります。

ママ友・パパ友がいるメリット② 子どもの友達関係を把握できる

また、子ども同士の付き合いにおいて、保護者同士が仲良くしていると、子どもの友達関係を把握しやすくなります
保護者の知らないところで、子どもが嫌な目に遭ったり、トラブルに巻き込まれた場合、ママ友を通じてその情報に気づくことがあるかもしれません。早めに情報に気づくことができれば、トラブルが小さいうちに解決できる可能性も高まります。
さらに、子どもからの意見だけでなく、ママ友・パパ友からの情報も得られることで、物事の判断がしやすくなります。
同じ地域に住んでいることが多いため、子どものことを見守ってくれる大人が増えることは、安心や安全にも繋がるでしょう。

ママ友・パパ友がいるメリット③子育ての悩みを共有できる

ママ友・パパ友は、同じような子育てを経験している仲間でもあります。学校や子どもの成長についての悩みがあれば、一人で抱え込まずに少し話してみるだけでも、気持ちが楽になることが多いです。
ママ友・パパ友は不要だという意見もありますが、大変な子育てを共に支え合い、乗り越えていく仲間と捉えるのも良いのではないでしょうか。
 
一方で、ママ友・パパ友との付き合いにおいて気をつけたいこともあります。

ママ友・パパ友がいるデメリット①ストレスの要因になる

子どもを通じて知り合った友達関係であるため、気を遣う場面が多く、ストレスを感じることがあります。特に、価値観や考え方が合わない場合には、さらに気を遣うことになり、自身の心の負担が増してしまうこともあります。

ママ友・パパ友がいるデメリット②子どもの友達関係に影響する

また、根拠のない噂が話題になることもあります。誤った噂がトラブルを引き起こし、子どもの友達関係にまで影響を及ぼす可能性があります。保護者同士の関係がこじれると、子どもの友達関係にも影響が出ることがあるため、噂話には十分な注意が必要です。

ママ友・パパ友がいるデメリット③プライベートを干渉される

仲の良いママ友・パパ友ができると、家族のプライベートな部分にまで干渉されることがあります。
話題は、学校や子ども、夫婦や家庭のことにまで広がることが多いでしょう。
 
もし価値観が合わないと感じたり、必要のないことにまで口を出されていると感じる場合は、無理に深く付き合わず、ストレスを感じない距離感を保つことが大切です。

大人自身も意識したい「人との境界線」や「関係性」

関係づくりのお手本になろう

ママ友・パパ友との付き合いにおいて、意識しておくべきことは、他の人との境界線を意識することや、他人との関係性を大切にすることです。程よい距離感を保ち、ストレスを感じないように、自分らしい関係を築くことが重要です。
 
他の人と良い関係性を築くためのポイントとしては、以下のようなものがあります。
 
<他人との関係性において意識したいポイント>

  • ・悪口や噂話に乗らないこと
  • ・相手に伝えたいことがある時は、「私」を主語に話すこと(アイ・メッセージ)
  • ・嫌なことは「嫌だ」と正確に伝えること
  • ・相手の考え方を尊重すること

 
保護者同士の関係が良好であると、子どもたちにも多くの良い影響を与えることがあります。逆に、親が無理な付き合いを続けていると、そのストレスが子どもに伝わり、友達関係にも影響を及ぼすこともあるでしょう。
大人自身が手本となって周囲と良好な関係を築く姿勢を示すことは、子どもに人間関係を教える良いきっかけとなるでしょう。
 

小学生の子どもと話したい、心地よい関係性と、家庭のルール

小学生は、他者との境界線を意識することや、友達関係の中で心地よい関係を築くためにはどうすればよいかを学ぶことが大切な時期。子どもが友達と心地よい関係を築けるよう、親子でしっかりと話し合い、サポートすることが大切です。
 
まずは、子ども自身が「自分にとって心地よい友達関係」とは何かを考えられるようにすることが重要です。例えば、自分にとって何がイヤなのかを伝えられること、適度な距離感を保つことなど、子どもが自分らしくいられる関係性を意識させることが大切です。
 
この時期の子どもたちは、さまざまなグループ関係を経験することで、他者との友達関係を築く練習をしています。心地よく感じる人間関係を築くために求められるものは何か考えてみましょう。
 
また、家庭でのルールづくりも重要です。友達と遊ぶ際の約束や、SNSの利用方法など、子どもの生活に合わせたルールを親子で話し合いながら決めることで、将来的な友達関係のトラブルを予防することができます。

まとめ

いかがでしょうか。子育てをしていく中で共に協力し合う仲間と考えると、ママ友・パパ友はとてもありがたいもの。地域で子育てをすることは、子どもの安全にも繋がります。
 
一方で、ママ友・パパ友との関係性がストレスや負担となる場合には、無理のない距離感で付き合うことが大切です。
ママ友・パパ友の協力を得ながら、子どもの成長を見守り、家族全員が心地よく過ごせる関係を築くことが最も大切です。
 
大人自身が良好な人間関係を築く様子は、きっと子どものお手本となることでしょう。

 

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