命育×デジタルハリウッドSTUDIO オンライン性教育セミナー開催レポート

性教育イベント

 
先日、デジタルハリウッドSTUDIO渋谷にて、命育とデジタルハリウッドSTUDIOの共催オンラインイベントを開催いたしました。
全国より70名近くの方にご応募いただき、イベント専用ハッシュタグ「#デジハリ命育」を活用して、ツイッターやチャットからたくさんのご質問やご意見をいただきながら、参加者の関心度の高さを感じることができるイベントとなりました。
 

■ すぐにできる幼児からの性の会話「からだ」「男の子らしさ/女の子らしさって?」

第一部は、『すぐにできる幼児からの性の会話』というテーマで、命育宮原と石川県よりリモート参加の小杉より、子どもへの性の伝え方について、お話をさせていただきました。
命育は、医師や専門家の監修のもと、親から子へどう伝えるか?ということに着目してコンテンツを作成しています。11月のサイトリニューアルで提携を開始した、アメリカ最大規模のNGO団体PPFA(Planned Parenthood 全米家族計画連盟)の動画を日本向けに翻訳・監修したものを2本視聴していただきました。
 
まず、最初にご覧いただいたのは、幼い子どもに「からだ」についてどのように話したらいい?というテーマです。
幼児期の伝え方のポイントとして、まずシンプルに伝えていくことが前提ですが、その上で
 
① 誰が自分の性器を見たり触っていいのか、どんな状況ならいいのかを明確にする
② きちんとした名称で身体の部位を伝えていくことが望ましい
③ 自分や他人のからだについて批判しないこと
この3点をポイントとしてご紹介しました。
 
①②によって、子どもへの性的虐待を防ぐことや発見につながり、③によって身体の違いは個性の素晴らしさだと伝えていきます。3分という短い動画ですが、大切な要素がギュッと詰まっていました。
また、性行為をどのように伝えていくか?という質問を受けて、身体の部位についてや性行為について説明するのにオススメの本をご紹介いたしました。
参加された方からは、さっそく買います!と、コメントいただきました。
 
▼ 性教育におすすめの絵本や本はこちらのコーナーでもご紹介しています。
『専門家・編集部おすすめの性教育絵本・本コーナー』
 

性教育イベント2

 
2本目の動画は、「男の子/女の子らしさって?」というジェンダーについてです。
この動画のポイントは、保護者が性別によって子どもの嗜好や可能性を制限していないか?ということです。
例えば、ピンクや青、プリンセス・ヒーローなどを選択することは悪いことではありませんが、イメージと異なったものを選択したときに、保護者が否定していないか?習い事など、保護者が性別で強制または制限していないか?ということが重要となります。子ども自身が選んだものに対して、尊重してあげるということが大切というお話をいたしました。
家族やパートナーに、性別の多様性についてもっと理解してほしいというご質問に対しては、お子さんの前での発言についてパートナーと価値観の共有をしつつ「私はこう思うよ」という対話から始めてみてはという話をいたしました。
 

■ フリーランスだけじゃない!働くママの在宅ワーク事情!命育編集部メンバーの働き方ご紹介

 
第二部では、『フリーランスだけじゃない!働くママの在宅ワーク事情!』ということで、デジタルハリウッドSTUDIOWebデザイナー専攻 主婦・ママクラス卒業生で命育メンバーである、伊賀(命育イラスト責任者)、長井(命育コーディング担当)、和田(命育イラスト担当)より、コロナ禍で需要が高まっている、主婦・ママの在宅ワークについてお話いたしました。
 

 
デジタルハリウッドSTUDIOでは、Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスという自分らしく自由なライフスタイルを手に入れるために、未経験からWebデザインを学ぶコースがあります。
それぞれの入学の経緯はさまざまですが、3人ともそのコースを卒業してから、時短勤務として就業したり、業務委託などを受けたりしてフリーランスで在宅勤務で働いています。
在宅ワークでよかったことは、「通勤時間がなくなって、自分時間を有効活用できるようになったこと」という意見がほとんど。家にいることで、子どもと一緒にいる時間を大切にできたり、趣味や家事に費やす時間を多く持てるようになったことを挙げていました。
良いことばかりで、悪いことが思い浮かばなかったという3人でしたが、強いて言うならスケジュール管理が必要なことや、在宅だと他の人へすぐに相談しづらいなどを挙げていました。
実際のご自宅の素敵なワークスペースもご紹介いただき、子どもとのほっこりするようなお写真やエピソードも飛び出しました。
卒業後のリアルな就活については、デジタルハリウッドSTUDIOのイベントやキャリアサポートを活用されたり、つながりや出会いを大切に!というアドバイスも。
どんな経験でも活かせるWebの分野のお仕事は、何歳からでも始められるという熱いメッセージを最後に、大盛況でイベントを終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
 
▼ デジタルハリウッドのWebデザイナー専攻主婦・ママクラスとは?
https://school.dhw.co.jp/mama/

 
▼ イベントの中でご紹介したPPFAの「幼児期の子どもと「身体」のことをどのように会話すればいい?【動画付】」はこちらからご覧いただけます。
幼児期の子どもと「身体」のことをどのように会話すればいい?【動画付】

       

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