生理にまつわる五・七・五。「生理カルタ」で遊んで、生理がもっと身近になる!

生理カルタのパッケージと読み札と絵札の一部

 

皆さんの生理にまつわる悩みや思いにはどんなものがありますか?

一般の方から募集した生理にまつわる句が書かれた「生理カルタ」は、人に話しづらくて、タブーにもなりがちだった生理の話題で、年代や性別を超えて遊べるカルタなんです。

10月の命育プレミアム会員限定プレゼントキャンペーンでは「生理カルタ」を10名様にプレゼント!気になる読み句の中からいくつかピックアップして、遊びながら生理の知識を知ることができる「生理カルタ」のこと、詳しくご紹介します。

■生理のはなしで笑顔になれる!

そうそう!と思わず言いたくなる46の句と、ユーモラスなイラスト。カルタ遊びをしながら楽しく生理を知ることができる「生理カルタ」には、老若男女から募集した五・七・五の俳句で、生理を経験する女性を中心にさまざまな思いが綴られています。

閉経を迎えた女性は生理から解放された喜びの句を。
「ランランラン 無事に卒業できました」

初潮を迎えたお子さんからは生理を待ち侘びていた気持ちが表れた句。
「待ってたよ!やっと来たのね 生理ちゃん」

中には、小学生の男の子から素直な思いが書かれた句も。
「僕にはわからん せいりのこと」

生理カルタのユニークなイラストの絵札

 

幅広い年代が共感できる内容になっています。生理中の心情が吐露された句も多数あります。生理痛をはじめ、さまざまな不調が伴う生理の辛さは誰かに話すこともなく、一人で抱えてストレスを大きくしてしまいがちですが、五・七・五のリズムに乗せてユーモアたっぷりのイラストで表された情景は、自分の体験と重ね合わせて思わず笑ってしまいます。

絵札の裏には生理の豆知識も紹介されています。生理を知らない人にとっては、生理や生理の人の気持ちがわかり、生理で悩んでいる人とっては気持ちが軽くなるような「生理カルタ」。
小さなお子さんから幅広い年代で、家族やお友達同士で、リラックスした雰囲気の中で、楽しく生理について知ることができます。

■「生理をより身近に感じてもらいたい」制作者の思い

「生理カルタ」は長崎市万屋町の布ナプキン専門店「りぼん」の代表、大原万里亜さんが「生理をもっと身近に感じてもらいたい」という思いから制作されました。元特別支援学級の先生でもある大原さんは、生理は女の子だけが我慢するもの、男の子は関係ないものではなく、男の子も、女の子も、すぐ近くにあるものだと知ってほしいと話します。
生理は面倒なことだけじゃなく、命をつなぐために大切なことだとも伝えたい。「生理カルタ」の制作には、誰もが生理や性に向き合って、お互い理解しようと思いやるきっかけになればという願いも込められています。

性教育は十人十色、それぞれの性教育があるとの思いから、命育のスタンスに共感すると話す大原さん。今後、性教育カルタも作る予定です。生理や性教育をより身近に感じて欲しいという大原さんの思いに私たちも共感します。

■家族で生理を身近な話題にするきっかけに

生理カルタの絵札の裏に書かれている生理の豆知識を読む子ども

 

小学6年生の娘と遊んでみました。堅い内容なのかなという予想に反して、ユーモラスなイラストの絵札に二人して笑ったり、へー!そうなんだ!と私も知らない話もあって、生理の話題で盛り上がるのは初めてのことで新鮮でした。
普段、生理のことを伝えようとすると、生理痛、倦怠感、イライラ、経血漏れの心配などなど、ネガティブなワードがどうしても多くなりますが、カルタ遊びをしながら楽しく伝えることができ、恥ずかしい失敗談やエピソードも自然に話すことができました。
カルタを通して生理の不調や不安を共有することで、辛い時は誰かに話したり、ひとりで悩まずに生理と向き合っていけばいいとポジティブに伝えることができるように思います。
生理を知らない人にとっても楽しめる内容の「生理カルタ」。ぜひご家族で遊んでみてください!

※こちらのプレゼントの応募期間は終了しました。

       

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