保護者

ブスなんて言わないで

著者:とある アラ子

出版:講談社

  • 親向け度   :
  • 子向け度   :
  • 読みやすい度 :
  • 笑って読める度:

それぞれの立場で容姿に対する偏見に苦しんできた女性たちの”反ルッキズム”物語

あなたは、見た目で自分の価値を判断されたことがありますか?
「ブス」と言われいじめられてきた主人公と、主人公をいじめていた”美人”な同級生。
大人になって再会してからも、”美人”で、かつ美容家として成功する同級生への嫉妬心や復讐心に燃える主人公。まったく異なるふたりのようで、実はどちらも容姿によるレッテルを貼られ苦悩してきたという共通点があります。
 
「ルッキズム」という難しいテーマですが、テンポの良いコメディタッチで描かれているのでとても読みやすいです。また、色んな立場の登場人物がいてそれぞれにルッキズムと闘っているので、きっとあなた自身が共感させられたり、考えさせられたりするはず。
社会人が主な登場人物であり性的なシーンも出てくるので、まずは保護者自身が読んで、「ルッキズム」(人を見た目や外見で判断すること)について考える機会にしてくださいね。中高生のお子さんに手渡しても良い、共感できそう、と思ったら、おすすめしてみては。
主人公や同級生たちが、悩みながらもまっすぐに目には見えない「ルッキズム」と闘う姿に勇気づけられる一冊です!
 
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