【国際基準の性教育】子どもと性について話す時のヒントは?すべての年齢の子どもへの共通点
※こちらの記事は、毎年世界で約120万人に性教育のプログラムを提供しているアメリカのPPFA(全米家族計画連盟)による記事を、許可を得て、命育にて翻訳・日本向けに医療監修のうえ作成しています。保護者が子どもに性のことを伝える難しさや抵抗感は、世界共通。
国際基準の性教育ですが、保護者や子どもの気持ちに寄り添いつつも「伝えておきたい知識をシンプルに・科学的に」伝えるコツを紹介しています。ぜひご参考ください。
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INDEX:
- 子どもとセックスや恋愛関係について話すのは、いつから始めたらいいですか?(早すぎることも・遅すぎることもない)
- セックスや恋愛関係について、子どもと会話をするにはどうすればいいですか?(おすすめの伝え方)
- 子どもからのセックスや恋愛についての質問にはどうやって答えたらいいですか?(質問に答えるヒント)
- 子どもが安全で健康でいられるようにするには、他に何ができる?(境界線のルールを伝えよう)
子どもとセックスや恋愛関係について話すのは、いつから始めたらいいですか?
ある調査によると、保護者とセックスや関係性について話し合っている子どもや10代の若者は、性に関する健康リスクを負う可能性が低く、安全でいる傾向にあります。なので、子どもとセックスや関係性について話し始めることについて、早すぎることはありませんし、遅すぎることもありません。
話すことができるようになったら、すぐに体のパーツの名前を教えることができます。保育園や幼稚園などで、他の子どもたちと過ごすようになってきたら、すぐに他人を尊重し、自分の気持ちを話すことを教えることができます。これらのことが、将来の健康的な性と関係性づくりの土台となります。
では、どのようにして年齢に合う会話をすれば良いのでしょうか?
「どのような情報を伝えるか」がすべてです。例えば、5歳の子どもが「出産って何?」と尋ねたら、シンプルに「赤ちゃんがお母さんの体から出てくることだよ」と答えることができます。10歳の子どもが同じ質問をしたら、もっと詳しく「お母さんの子宮の中で、約40週間成長した後で、赤ちゃんは膣(ちつ)から出てくるんだよ」と答えることもできます。
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