プライベートゾーン, 障害のある子の性, 子どもへの伝え方のお悩みQ＆A

その行動について、客観的にアセスメント（実態把握）することから始めましょう。

まず、その行動について客観的にアセスメント（実態把握）してみましょう。
娘さんはその行動をどんな場面でしていますか。特定の誰かの前ですか。それとも周りは意識していないでしょうか。また、「なぜ注意されているか」その理由について理解しているでしょうか。加えて、娘さんは言語での指示と、イラストや動画など視覚的な指示であればどちらが理解しやすいでしょうか。
こういった事例は、本人が「何に対して注意されているのかわかっていない」場合や、「注意＝かまってもらえると思って、関わって欲しくてやっている」場合など他にもさまざまな背景が考えられます。
できれば、学校の先生方や支援者の方など複数の人とアセスメントした上で、場に応じた適切なふるまいや活動に応じた衣服の選択などについて丁寧に教えていくと良いでしょう。
(東洋大学福祉社会開発研究センター客員研究員／一般社団法人”人間と性”教育研究協議会幹事・門下　祐子）
 
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