児童期

12歳までに知っておきたい 男の子のための
おうちでできる性教育

産婦人科医 高橋 幸子(著)

日本文芸社

  • 親向け度   :
  • 子向け度   :
  • 読みやすい度 :
  • 笑って読める度:

思春期の男の子を持つ保護者や男の子自身に知ってほしい。体と心の変化おちんちんの知識から、人との境界線や性の情報リテラシーまで、まるっと詰まった本。

お父さん、お母さんが抱える、思春期前後の男の子への「どうやって伝えたらいいかわからないこと」や、男の子自身が「気になっているけれど、面と向かっては聞きづらいこと」を解説してくれているので、親子で読んで、性について共通認識を持てそうです。

マンガの登場人物には、主人公の男の子を取り巻く、お父さん、お母さん、著者のサッコ先生、いとこのお兄ちゃん…と色んな大人が出てきます。子どもにとって、自分はどの登場人物のような存在になれるかな…と参考にしてみては。

また、マンガやイラストによる図解で分かりやすく、全編にわたり大き目の文字にフリガナつきなので、保護者自身が読んで学んだあと、お子さん自身も自分で読むことができます。

ひとつひとつのテーマが2~4P程度で書かれているので、時間があまり取れないときは気になるテーマをパラパラと目を通してみたり、本が苦手なお子さんはマンガやイラストから読んだりと、自分のペースで読み進めやすいのも◎。

家族みんなで読むことで、夫婦間での性教育の価値観や、親子間での性の知識を共有できるきっかけになる一冊です。

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